「9月1日問題」で、毎年夏休みの時期に
苦しい思いをしている学生さんのために、
ささやかでも何かできないかと考えました。
また、日頃から頑張りに頑張りを
重ねていらっしゃる世の中のお母さん達にも
届くと良いなぁと願っています。
わたしが若い時に家庭内や学校生活で
聞きたかった言葉を入れました。
絵本のように気楽に、必要とされる方に
眺めてみていただいて、
ポジティブな感じや
「自分の気持ちやHappyを大切にしよう」と
意識が変わる感じを
少しでも体感いただけるようでしたら
とても嬉しいです。
子どもたちへの読み聞かせのための、マインドフル・ストーリーをご紹介しています。Mindful story collections so you can read to kids!
「9月1日問題」で、毎年夏休みの時期に
苦しい思いをしている学生さんのために、
ささやかでも何かできないかと考えました。
また、日頃から頑張りに頑張りを
重ねていらっしゃる世の中のお母さん達にも
届くと良いなぁと願っています。
わたしが若い時に家庭内や学校生活で
聞きたかった言葉を入れました。
絵本のように気楽に、必要とされる方に
眺めてみていただいて、
ポジティブな感じや
「自分の気持ちやHappyを大切にしよう」と
意識が変わる感じを
少しでも体感いただけるようでしたら
とても嬉しいです。
おりひめさまは、うちゅうでいっしょうけんめい、おいしいおやさいやくだもの、おまめやなっつをつくる、のうぎょうのめいじんです。
ひこぼしさんは、うしにてつだってもらいながら、おいしいおしょくじをつくる、りょうりのてんさいです。
ふたりは、いちねんにいちどだけ会うのですが、じつは、これは、うちゅうのりょうりたいかいにでて、ざいりょうのおいしさや、りょうりのじょうずさをあらそうためなのです。
ふたりとも、いつもじしんまんまんで、じぶんがいちばんだよー!て思っているので、まいとしはりきって、たいかいにさんかします。でも、いつもにとうしょうなのです。
でも、ことしは、とくにくだものやなっつ、はーぶがおいしくできたので、おりひめさまは、だまっていられず、おおごえでいいました。
わたしのつくったのうさくもつが、もう、うちゅういち、おいしいんだもんね。おーほっほ。やれるものなら、やってみなさいよ。
そんなおりひめさまのこえをとおくのよぞらできいて、ひこぼしさんだって、だまっていません。ぼくはしょうがくせいのころから、もう、ずーっと、おとうさんやおかあさんのおてつだいをして、りょうりをれんしゅうしてきたんだもんね。うちゅういちなのは、ぼくのりょうりのちからなんだもんねーだ。
おりひめさまのきっちんで、そんなふたりのけんかをきいていた、なっつがいいました。
もうねー、いいかげんにしてくれる?だって、ぼくたちがおいしいのは、おりひめさまがうちゅうで、たいようやあめ、かぜをつかって、つくってくれたからなんだけど、そのおいしいぼくたちだって、ひこぼしのりょうりのうでがあれば、もっともっとおいしくなれるのに。しっかりふたりでちからをあわせてがんばりなさいーよ。
ふたりは、なっつの声をきいて、はんせいしました。じぶんだけじゃなくて、かぞくやおともだちをちからをあわせると、そのちからは、もっと大きくなるんだよね。
そんなわけで、ふたりはことし、いっしょにせいいっぱいれんしゅうをして、うちゅういちのそざいと、うちゅういちのりょうりのうでをはっきして、すてきなすてきなあまいでざーとをつくりました。たいかいの、しんさいいんちょうは、もちろん、あまのがわの神さま。
神さまは、おおよろこび。だって、まいとし、そうっとたいかいをけんがくして、ほんとうに、ふたりがちからをあわせればもっといいのに、とおもっていたから。
ふたりは、いっとうしょうをとったきねんに、うちゅういちあかるい、しりうす、というおほしさまのめだるを神さまからもらったんだよ。 (おしまい)
☆☆☆
このおはなしは、まいとし、たなばたのささに、たくさんおねがいをかいている神さまにおしえてもらいました。