子どもと大人が自分らしさを知り、
周りと共にあることに気がつき、
みんなそれぞれが幸せに、
生きる力を発揮するー
そんな世界をつくる
お手伝いをしている戸塚真理奈です。
今年で東日本大震災が発生して
10年を数えました。
10年ってひとことで言える言葉で
何となく一区切りな語感がありますね。
でも、本当はそうではないと思っています。
ここ2年ほどに頂戴したご縁によって
東北の地元の女性たちと
交流させていただいて
活動について教えていただいてきました。
そのような貴重な時間の中で感じてきたのは
彼女たちにとっては
10年ではなく、3,650日間だったということです。
普段の生活の中で
いのちのことや健康のことに、
自分のことや周りのことに、
たくさん考え、悩み、苦しみ、
たまに喜びも得ながら
生きる知恵を培って来られています。
スーパーのレジ袋を使って
お米を炊くことって
やったことがないとできないですよね。
生きる知恵って、きっと
不自由な中から希望を見出す力なのだと
感じます。


今年は早々より、ありがたいことに
【特定非営利活動法人
石巻復興支援ネットワーク
やっぺす様】が
地域女性の一歩を応援したいとの想いから
シリーズで届けられている
スクール事業「GIFT」の
1月の講師に招いていただきました。
石巻の女性たちに、(このご時世ですので)オンラインにて
安心感を持つためのマインドフルネスワークをお届けしました。
🌸 呼吸に意識が向いて
「わたし、いま生きているんだぁ」と
気がつけました
🌸 自分をハグしてあげるのが
こんなに温かくて気持ちいいなんて!
そんなご感想をいただきました。
そして今月は、
仙台で貧困家庭の子どもたちに愛を届ける
【特定非営利活動法人 STORIA】様の
スタッフ・プロボノスタッフの方々に
幸福学研究者の前野マドカさんとご一緒に
ウェルビーイング&ハートフルネス&
マインドフルネスについて
レクチャーをお届けしました。

お招きいただくからには
立場上、マインドフルネスやハートフルネス、
脳科学や心理学などの知識や体験を
お届けするわけですが・・
なぜ私が・・というくらいに
彼女たちから、私こそが
ひとが持つ生きる力や
愛の力を
教えていただいてまいりました。
そんな彼女たちとの
ご縁や、いただいてきた時間に
感謝しています。
そして、これからも
これからも、わたしの小さな力でも
こつこつと、できることで
彼女たちと時間を
共有させていただきたいと
願っています。
「忘れない」
ではなく
「これからも共に」。
お読みくださり、ありがとうございます。